ミツバチの花粉は栄養素が高い
花粉はこんな人におすすめ
- 虚弱体質で、体力をつけたい人
- 貧血ぎみの人
- 慢性便秘の人
- 更年期の人
- 精力が衰えた人
ミツバチのはたらきバチが食料にするために集めた花粉で、大変に栄養素の高いものです。花粉ダンゴともいわれ、ミツバチがからだや足についた花粉を唾液とミツで丸めたものです。
巣に持ちかえって、これを食べて女王バチのためのローヤルゼリーを分泌します。
ハチが集める花粉は１回に１５から４４ミリグラムで、１２〜１５分かけて４００以上の花を回るといわれ、１００ｇの花粉を採収するためにはミツバチは花と巣箱の間を数千回も行き来することになります。
花粉の成分と効用
アミノ酸を１０％含むほか、ビタミンＡ・Ｂ群・Ｃ・Ｅ・H、ルチン、ミネラルではカリウム、カルシウム、リン、マグネシウム、鉄、雌鉛、鋼など、多数の成分が含まれています。
花粉を添加した餌でラットを飼育すると繁舳力が旺盛で発育がよいという結果もあります。
効用としては、食欲増進、消化吸収、新陳代謝の允進により、子供の成長促進、体力川復、強壯、粘神安定、更年期障害の症状改善などが耐められています。
利用法
健康食品として、花粉食品、花粉加工食品、花粉エキスの粉末含有食品などがあります。
花粉をそのまま摂取しても消化吸収が悪いため、粉砕や酵素処即を行ったものが多いようです。
念のためアレルギーに注意
花粉を卵から吸い込むと花粉症をおこすことがありますが、食品として経口摂取しても心配はないといわれています。ただし科学的に検討されてはいないので、花粉アレルギーのある人は一応注意したほうがよいでしょう。
花粉はパーフエクトフーズ
ヨーロッパやアメリカでは４０〜６０年前から健康食品として花粉が用いられ、その成分の多彩さや効用から「パーフエクトフーズ（完全食品）」とも呼ばれています。
まだ解明されていない成分も多く、神秘的なところも、健康食品としての人気の秘密かもしれないですね。集めた花粉にはたらきバチ自身の体内にある酵素を加えたもので、天然の花粉より栄養的にすぐれているといわれています。