アガリクス 効能 副作用

アガリクスは抗がん効果あり

アガリリクスはこんな人におすすめ

  • 血中コレステロール値が高めの人
  • 健康増進したい人
  • がんの人
アガリクスの注意

副作用は特にありません。がん細胞の萎縮、消失などの臨床例が多数発表されていますが、体質など個人差があるのでアガリクスに頼りすぎるのは危険です。

 

アガリクスは1965年に日本人が初めてブラジルで栽培に成功したキノコです。本当の学名は「アガリクス・ブラゼイ」で、ヒメマツタケ、カワリハラタケとも呼ばれています。現在は日本でも栽培が行なわれており、高価ですが入手しやすくなってきました。

 

もともとブラジルのピエターデ地方特産のキノコなのですが、この地方に生活習慣病の患者が少ないことから、アメリカの研究者による調査が行なわれました。そこで、多様な有効成分が含まれていることが分かり、有名なところでは、レーガン元大統領の皮膚がん手術後の治療にも使われて注目されていきました。

 

アガリクスの成分と効用

アガリクスの成分はタンパク質が約40%と、タンパク質の非常に多いキノコです。

 

ほかにビタミンB2、ビタミンD、マグネシウム、カリウム、リノール酸、リン脂質などが含まれています。また、キノコ特有の成分で抗腫瘍効果のあるβ-D-グルカンの含有量が多く、キノコの中でも最多といわれています。

 

抗がん効果もほかのキノコよりも高くて、からだの免疫力を高めることで、生活習慣病をはじめ自律神経失調症、月経不順、更年期障害、泌尿器系の疾患、アレルギーなど幅広い症状に有効という報告がれています。

 

アガリクスの利用方法

生のままではキノコ自体の酵素によってくずれてしまって保存が出来ないという理由のために、乾燥品で市販されていることが多いです。

 

乾燥品は水に浸し、そのまま弱火で煮て煎じ汁を飲みます。顆粒、錠剤、カプセルタイプの健康食品もありますが、キノコを料理に利用して全部を食べれば成分が無駄なく摂取できます。

 

アガリクスの料理

乾燥したアガリクスは水に1〜2時間浸し、やわらかくもどしてから使うのがいいでしょう。もどし汁にも成分が抽出されているので、だし汁として利用します。干しシイタケと同様に、ほかの野菜や肉類と合わせてスープにしたり、煮物、妙め物に加えるとよい、とされています。